8月3日、オホーツク海高気圧の張り出しのため、最高気温28℃と真夏にしてはしのぎやすい一日、上野池之端にたたずむ重要文化財・旧岩崎邸庭園を訪れました。
明治の近代建築美と和の趣が調和する、都心のオアシス「旧岩崎邸庭園」(東京都台東区・上野池之端)。今回は、まるで時が止まったかのような優美な空間が広がる、その魅力と見どころをたっぷりご紹介します!
旧岩崎邸庭園とは?
上野の喧騒から少し離れた池之端エリアにひっそりと佇む「旧岩崎邸庭園」。ここは、日本を代表する大財閥・三菱財閥の創業者である岩崎家本邸として、明治26年(1893年)に建てられた邸宅です。
敷地内には、当時の広大な敷地の面影を残す 「洋館」「撞球室(どうきゅうしつ・ビリヤード場)」「和館」 の3つの主要な建物が現存しており、国の重要文化財に指定されています。


アクセス
- 最寄り駅:
- 東京メトロ千代田線「湯島駅」1番出口から徒歩約3分
- 都営大江戸線「上野御徒町駅」A3出口から徒歩約10分
- JR「御徒町駅」北口から徒歩約15分
- 入園料: 一般 400円 / 65歳以上 200円(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)

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ここは絶対外せない!3大見どころ
1. 息をのむ美しさ。「洋館」でジャコビアン様式を堪能する
設計を手掛けたのは、鹿鳴館などを手掛けた近代建築の父、ジョサイア・コンドル(Josiah Conder)。イギリス・ルネサンス様式やイスラミック様式など、世界各地の建築様式が融合した外観は圧巻の一言です。
- 緻密な装飾: 外壁のベランダや柱に施された繊細なレリーフや、コロニアル様式を取り入れた開放的な造りは、どこを切り取っても絵になります。
- 豪華な内装(※館内は撮影禁止): 金唐革紙(きんからかわし)の壁紙や、イギリス製のアンティークな暖炉など、当時の三菱財閥の圧倒的な財力とモダンなセンスが伺えます。




2. まるで山小屋?珍しい洋風別棟の「撞球室」
洋館から少し離れた場所にあるのが、木造平屋建ての「撞球室(ビリヤード場)」。当時の日本では非常に珍しい、スイスの山小屋風(スイス・コテージ様式)の建物です。
- なんと洋館から地下通路でつながっていたというから驚きです。
- 外観のログハウス風の可愛らしさと、室内の本格的な造りのギャップがたまりません。


3. 日本の伝統美が息づく「和館」と広大な庭園
洋館の隣に静かに佇むのが、かつては生活の中心であった広大な「和館(書院造り)」です。
- 圧倒的な広さ: 建坪500坪と、かつては洋館の数倍の規模を誇っていましたが、現在は大広間などが残されています。
- 狩野派の障壁画: 和館の部屋に描かれた美しい障壁画(見学可能)は必見。洋風建築の華やかさとは打って変わって、心落ち着く「和」の空間が広がります。
- 芝庭: 洋館の正面に広がる開放的な芝生庭園は、日本の近代庭園の初期の形を残したもの。緑豊かな庭を眺めながら縁側でひと休みする時間は、至福のひとときです。




実際に訪れてみての感想・おすすめの過ごし方
上野動物園や不忍池からもすぐ近くにあるとは思えないほど、一歩足を踏み入れると静寂に包まれています。
特におすすめなのが、庭園内の「旧岩崎邸庭園 抹茶セット」が楽しめる休憩スペース(または期間限定のガーデンカフェ)。美しい洋館を眺めながらいただくお茶は格別です。
また、建築や歴史が好きな方は、ボランティアガイドさんによる解説(無料・不定期開催あり)を聞くのがおすすめ。細かな装飾の秘密や岩崎家の歴史について深く知ることができ、見学の満足度が何倍にもアップしますよ。



洋館1階には、約10分間の
旧岩崎邸の解説ビデオが放映されています


散策のあと一休み
和室から庭園に出て、ゆっくりと景色を楽しんだ後はモダンな休憩所でひと休み。
ゆっくりと座ってお茶を吞みながら、疲れを癒せますよ。


まとめ:週末のちょっとした贅沢なお散歩に
旧岩崎邸庭園は、明治時代の「和」と「洋」の最高峰の建築美を一度に味わえる、東京屈指のスポットです。
「今度の週末、どこか落ち着いた場所で癒やされたいな」「レトロな建築巡りが好き!」という方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。タイムスリップしたような優雅なひとときが待っています。










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